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No.3 ワインアドバイザー(2006年合格)―鈴木 圭一

No.3 ワインアドバイザー(2006年合格)―鈴木 圭一10196

 

受験を決意した動機は、(私はワイン製造業に従事していますが)日常の作業をただなんとなく処理している自分に気づき、「こんなことで良いワインが造れるはずがない!」と思い、喝を入れスキルアップ、レベルアップするために受験しました。
 
この資格取得は大変価値のある、また非常に難しいことは知っていました。でも「絶対に取る!」といった気持ちで臨みました。いざ勉強を始めてみるとそう簡単に進むものではありません。まず時間が無い。平日日中はもちろん仕事。夜は夜で家庭内の仕事は意外とある。それが終ればもう眠い。休日は何故か予定が入る。(もちろん遊びの予定は一切入れませんが。)そんなこんなで通勤時の運転中や、仕事の休憩時間、食事中などにAOCをぶつぶつ言いながら、すき間の時間をつなぎあわせて1秒も無駄な時間を作らずに窮屈な生活が始まりました。
 
 
決して安くない受験料を無駄にしてたまるか!と、とにかく気持ちとの戦いでした。まあ学習内容の範囲の広いこと、めまいのするほど教本の厚いこと。見たことのないブドウ、行ったことのない国、舌を噛むような発音をいつでもどこでもつぶやく日々を送り、1次試験の日がやって来ました。会場では心臓が外れそうなくらい暴れていました。周りの人たちはきっともっと緊張しているんだ、と勝手に決め付けて自分を落ち着かせ試験に臨みました。
 
 
一次合格通知を手にした時は、10秒だけ大喜びしてすぐに2次の勉強を始めました。とにかくたくさん飲みました。口頭試問対策も忘れずに続けました。同じく試験当日は落ち着くことを一番にして、無事終了。待ちに待った合格通知を手にし、ガッツポーズをし「あ~これでもう勉強しなくて済む~」と叫びましたが、今まだ勉強し続けています。バッチの入手が目的ではないからです。スキルアップレベルアップするためです。そしてワイナリーにいらしたお客様に、丁寧に自信をもってワインをお勧めする役を果たすためです。
今後は試験のための記憶つめ込みスタイルの勉強ではなく、マイペースで自己研鑽を積んでいきたいと思います。

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