上信越
ワイン暦 ヨーロッパのみ注目していると足元をすくわれる
~ヨーロッパのみ注目していると足元をすくわれる~
中国、インド、タイ産のワインの品質の高さと、その急速な品質の向上は注目すべきものがあります。特に、中国における最新鋭設備の導入と国策としての畑の拡大は急速に進み国際コンクールで受賞できるレベルのワインが散見され、世界各国の注目を集めるのは時間の問題だと思われます。
特に、カベルネ・ギャニスチ(Cabernet Gernischet)は注目の品種で、今後の正確な遺伝子研究を待ちたいと思いますが、カベルネフラン系といわれている通り、香りと味わいには、ロワール川流域の同種の雰囲気を漂わせるものがあり今後に期待されます。また広大な国土の西半分は乾燥地として未開発の部分が多く、方針が確定すればカリフォルニアを超える産地になることは十分に推測できます。
経済が安定すると、食文化が発展し、それがワインの発展に貢献する流れは世界共通で、中国がその方向に動き出しつつある兆候を感じます。ワインというとヨーロッパのみに目を奪われる専門家が多い中で、突然の中国の台頭にショックを受ける日が近づきつつあります。
高野 豊
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