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泉田支部長ワイン道 其の五

第五章     飲食業と南東北支部の持つ可能性、Ⅱ

さて、私の勝手に個人的に考える社団法人の必要性について説明させて頂きます。

多大なる苦労の末築いたこの国の偉大なる先人達に恥じる事の無い文化を築く必要性。
これはどの国の人間であれ、非常に重要な事で先人達を疎かにし、敬う事を知らない人間の成功はあり得ないと考えております。

まず、我々は本当に先人達に胸を張れる社会の流れを構成出来ているのでしょうか?
決して出来てない筈です。例を挙げれば年々増加する凶悪犯罪、食品等の偽造問題、不正な取引や振込詐欺等のマネートラブル等共通するのは心の貧しさであり、日本人に脈々と流れる「おもいやり」は薄れるばかりです。
もしかすると、「泉田は何を考えてるんだ!」とか「ソムリエ協会には関係ねえよ!」とか思うかも知れません。しかし、ワインは心を豊かにする飲み物であります。

アンリ四世は「よき料理、よきワインがあれば、この世は天国」と言った事は、日本ソムリエ協会教本のワインの特性にも記載されております。
私は、ワインを通じ皆様の心を豊かに出来るのであれば、壮絶な大戦の末築いたこの国の先人達も必ず喜んでくれる事でしょう。

次に、
戦後最大の大不況と言われる現代に社会貢献する必要性。

まず我々がソムリエの立場で優秀であれば、自分の勤めるレストランを繁盛店にするのは、当然であり、御客様を喜んで頂きワインをサービスするだけでは無く、経営者をサポート出来るようなメニュー内容の提案又は構成、原価管理、品質管理、スタッフへの教育、厨房スタッフや業者様と折衝事、そして顧客管理に至るまで様々な側面から自分の勤める店舗を唯の繁盛店では無く、優良店に出来る筈です。
もしかすれば「それはソムリエの仕事じゃないよ!」とか「別に担当が居るだろ?」とか思う人はいますか?では逆に南東北支部の地域の中でそんなにワイン業務にのみ終始出来るような組織の巨大なレストランって有りますか?私は存じ上げません。
さらに申し上げればそんなソムリエを経営者は雇用したいでしょうか?
普通に考えれば無理ですよね!これはアドバイザーの方々も一緒では無いでしょうか?
店舗の外側から見る目線にて、その店舗を支え、繁盛店、優良店へと様々な協力が出来る筈です。配送スタッフであれ営業スタッフであれ、役割はあるものの他の仕事から逃げるスタッフは戦力が劣るのでは無いでしょうか?
ですから、私は有資格者の方々がワインだけでは無く、メンタル的な部分等も育成、ブラッシュアップ出来る例会運営も盛り込みたいと考えております。

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