TOP > コンクール一覧 > 第3回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール中国大会

第3回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール中国大会

最優秀ソムリエ 決定

優勝 日本/石田 博 選手
2位 中国/Ho Pong Wallace Lo
3位 オーストラリア/Banjo Havis Plane

おめでとうございます!!


優勝した石田 博選手

優勝を喜ぶ石田選手と奥様、お嬢様

優勝者 石田 博氏は、2016年4月開催「第15回 A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」に、アジア・オセアニア代表選手として出場、日本代表選手は11月25日に代表選考会が開かれ、決定されます。

スケジュール

11月5日<準々決勝><公開準決勝>
11月6日<公開決勝>

場所

香港コンベンション&エキシビジョンセンター

このコンクールを制した王者は、2016年4月アルゼンチンのメンドーサで行われる世界大会の出場チケットを手にし、世界一を目指します。
日本からは世界3位の実績がある石田 博選手、そして3年半香港でシェフソムリエを歴任し現在トゥールダルジャンのシェフソムリエの野坂昭彦選手の2人が出場しました。

決勝

決勝進出者3名 (くじ引きによる番号順)


決勝進出者:左からオーストラリアのBanjo Havis Plane選手、中国のHo Pong Wallace Lo選手、日本の石田 博選手

決勝会場

決勝課題

(前半)各選手順に

1.デギュスタシオン
(1)ワイン2種類(赤白各1種類)についてのフルコメント(6分間)
(2)ブラックグラスに入った飲料6種類について(3分間)
①製造方法
②主な原材料
③生産国
④ブランド名 
を答える

2.スライド問題
1枚のスライドに3種類のワインが記載されている。その中に必ず間違いが1箇所あるのでそれを指摘する
(スライド1枚につき30秒。合計8枚)


3.サービス実技
実際のレストランと想定し、テーブル1(4名)、テーブル2(3名)、テーブル3(3名)を順番にサービスする(3テーブル合計で18分間)

(1)テーブル1
8品の飲茶のコースに3種類のロゼワインを選び、それぞれどの料理に合わせるか説明する。
1名の男性客はロゼワインが嫌いなので3種類のビールを選び、同様にどの料理に合わせるか説明する。
但し、ロゼワイン、ビールともに3種類は違った国から選ばなくてはいけない。

[メニュー]
- 焼売
- 海老蒸し餃子
- 豚肉饅頭
- 野菜春巻き
- マンゴープリン
- ワンタンスープ
- 中華風ちまき蓮葉包み
- 胡麻団子


(2) テーブル2
ドイツワイン Schloss Vollrads 2014(Riesling)をサービスする。
サービス途中、ヴィノロック(ドイツワインに最近用いられている最新テクノロジーのガラス栓)とコルクとの違いについて尋ねられるので。説明する。


(3) テーブル3
ホスト客が今朝方電話をして2時間前にデカンタージュを依頼したはずのBellinger Cabernet Sauvignon 2013が準備されていない、という問題に対応する。

 

(後半)3選手同時の課題

1. 画像問題
スクリーンに映し出された画像(人物、シャトー、道具など)を15秒でスケッチブックに記入。(10スライド)

2.実技問題
Moet et Chandon Rose magnumを18個のグラスに均等に注ぐ。一つのグラスに注いだら、戻って継ぎ足すのは禁止。
ボトル内にワインを残してはいけない。制限時間6分間。(サプライズとしてグラスが19個用意されている)


石田選手は3分間ほどで均等に注ぐサービスをこなした

準決勝

準決勝出場者 (8名の予定が、同位のため9名)。( )内は居住地。


準決勝出場者9名

準決勝課題

●テイスティング
①赤ワイン2種をブラインドテイスティング。一つ目のワインについては通常のコメント。二つ目についてはワインを特定し、コマーシャルコメントを述べる。(6分間)
②チャーシューを食べて①の2種類の赤ワインのどちらに合うかコメント。(4分間)
③4種のブラックグラスにはいったスピリッツを答える。(2分間)
●サービス実技
①マネージャー役から渡されたグラスワインのリストと会場設けられた8本(白赤各4本)のワインを、2分間で比較(メモ不可)。1分間でリストの間違いを指摘し、対応策を述べる。
②2011年のシラーをデカンタージュし、仮想客の男女2人にSilenzi 2011年(IGTサルディニア 赤)5分間でサービスする。

 

準々決勝

準々決勝にはアジア・オセアニア地域10か国より男性18名が挑戦しました。( )内は居住地。


準々決勝課題

ブラインドテイスティング(白ワイン2種、ブラックグラス4種類)。筆記。実技(2人名の仮想客にモエ・エ・シャンドンを3分でサービス。用意してあったグラス10脚のうち2脚以外はグラスの縁が口紅の汚れがあることが課題)。

※情報は2015年11月6日23時55分時点のものです

ページ上部へ