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第16回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール ベルギー大会

 

2019年3月11日よりにベルギー・アントワープにて開催される第16回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール本選に日本から出場する森 覚選手(日本代表)と岩田 渉選手(アジア・オセアニア代表)を応援するPR動画を作成いたしました。 総勢60名の選手が本大会に出場します。皆様で両選手にエールを送りましょう。


  • 現地より大会の模様をお届けいたします。


  • 公開決勝3/15(金)13:30~18:00〔21:30~翌2:00〕
会員の皆様へ感謝のメッセージ

2019年3月11日よりにベルギー・アントワープにて開催された第16回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクールに出場した日本人選手2名は無事大会を終えました。
森選手17位・岩田選手11位と惜しくも決勝進出に至りませんでしたが、応援していただきました皆様に両選手から感謝のメッセージがございます。

日本代表 森覚

1998年、大学3年の時に目指したソムリエのW杯。夢のまた夢のような目標は2010年チリ大会で叶い、そして今回が4回目の出場。結果はご存知の通りですが、多くの方が「また次がある!」と声をかけて下さいます。本当に有難いことです。
ソムリエのコンクールを2010年に取材したNHKの角野史比古さんは、我々ソムリエを「おもてなしのアスリート」と評しました。コンクールのために全てを費やし、全身全霊で与えられた課題と向き合う姿はまさにです。ただ、華やかなコンクールの舞台は、自分自身の努力だけではなく、多くの方々の支援と共に成り立っているのも事実です。家族、職場の仲間や友人などの理解はもちろん、日本ソムリエ協会のバックアップや、これを読んで下さっている会員皆様の温かい声援があってこそ我々はコンクールに臨めるのです。4回目になりますが、改めて心から感謝申し上げます。有難うございました。
さて、おもてなしのアスリートであるソムリエとオリンピックやW杯に出場するようなスポーツ選手に唯一相違点があるとすれば(例外的な方も多くいますが・・・)、それは一生プロフェッショナルとして続けられる仕事だということです。どんな強靭なアスリートも現役を引退すればプロフェッショナルではなくなります。しかし、ソムリエという仕事は常に成長しよう、上を目指そうという気持ちがあれば何歳までも現役を続けられます。逆に「ここまでで良いや」、「これ以上はやらなくて良い」と自分で決めた時からソムリエはプロフェッショナルではなくなります。
今後、コンクールに出場するかはまだ決められませんが、今まで以上に成長を遂げるソムリエであり、常に上を目指し続けるソムリエとしてプロフェッショナルな仕事に邁進して行ければと思います。
次の夢は・・・、何でしょうね。今後の人生でまた見つけたいと思います。

アジアオセアニア代表 岩田渉

今回、日本代表としてアントワープ(ベルギー)でのA.S.I. International Sommelier Competitonに参加させていただきました。
皆さまご存知の通り、決勝の舞台に上がれることはできませんでしたが、自分自身の中で、100%の実力を出しきり、全力で挑んだ結果ということで一つ一つの審査に後悔はありませんが、やはり悔しさというのは、日に日に強くなって行きます。
今回このような素晴らしい経験ができたことで、改めて改善しないといけない部分や独特の緊張感を感じることができ、確実に次へのステップとして活かすことが出来ると思います。
また今回優勝したドイツ人の選手や二位となったデンマーク代表の選手はわたしよりも年齢が下の世代(岩田=29歳)でもあります。
確実に、若い世代が台頭しているというのを感じたと同時に世界では同じ世代の方々が活躍しているということを改めて、日本のソムリエスカラシップ世代(27歳以下のソムリエ)に伝えてゆかなければならないと痛感しました。
特にこの世代の結束やレベルを底から上げることで、日本のソムリエのレベルはよりグッと上がって行くと思いましたし、切磋琢磨しながら学び続けて行くことによって、それが次回の世界大会での強みにもなっていくと思います。
私自身はものすごく負けず嫌いな人間です。
振り返れば、全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝する際も、その前に行われた、ソムリエスカラシップやポルトガルワインコンクールでの敗退があったからです。
挫折や敗北を経験することで、それが自分への励みになり、力になり、そして躍動力となります。
私自身はすでに前を見ています。次回の世界大会も挑戦し、決勝に上がり、優勝したいです。
本当に今回は沢山の応援ありがとうございました。皆様のサポートがあったからこそ、世界大会に出場することができました。
常日頃より我々日本代表を支えて頂きまして、心より感謝しております。
三年後に皆様に良い結果が報告できるように、また一から鍛え直して参ります。

結果発表

3月11日(月)から3月15日(金)までベルギー・アントワープで開催の「第16回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール ベルギー大会」は、ドイツのMarc Almert選手(27)が優勝しました。
世界各国の予選を勝ち抜いた63カ国66名(63名+大陸コンクール優勝者3名)のソムリエが出場した本コンクールは、ワインの知識やテイスティング能力、サービスの技術を競い合い、結果は以下のとおりです。
日本からは準決勝に進出した、岩田渉選手は11位、森覚選手は17位となりました。

優勝: ドイツ Marc Almert(27歳)
準優勝: デンマーク Nina Højgaard Jensen(26歳)
3位: ラトビア Raimonds Tomsons(38歳)

決勝進出者 3名

ファイナリスト(決勝進出者)は以下の3名です。(敬称略、国名のアルファベット順)

準決勝進出者 19名

準決勝3/13(水)8:30~14:00〔日本時間:16:30~22:00〕

出場選手 63カ国・66名(63名+大陸コンクール優勝者3名)
  • Albania – Bujar Tukuli
  • Argentina – Martin Bruno
  • Australia – Loic Avril
  • Austria – Andreas Jechsmayr
  • Belgium – Antoine Lehebel
  • Brazil – Diego Arrebola
  • Canada – Carl Villeneuve Lepage
  • Canada – Pier-Alexis Soulière
  • Chile – Gonzalo Troncoso
  • China – Reeze Choi Kam Fung
  • Colombia – Andres Villegas-Green
  • Croatia – Ivan Jug
  • Cyprus – Andreas Kyprianou
  • Czech Republic Tchèque – Jakub Přibyl
  • Denmark – Nina Højgaard Jensen
  • Dominican Republic – Dario Rosario Mejia
  • Estonia – Ketri Leis
  • Finland – Markku Niemi
  • France – David Biraud
  • Georgia – Tamaz Tamazashvili
  • Germany – Marc Almert
  • Greece – Aristotelis-Iosif Sklavenitis
  • Hungary – Máté Horváth
  • Iceland – Thorleifur Sigurbjörnsson
  • Ireland – Julie Dupouy
  • Italy – Daniele Arcangeli
  • Japan – Satoru MORI
  • Japan – Wataru Iwata
  • Kazakhstan – Dayana Nassyrova
  • Latvia – Kaspars Reitups
  • Latvia – Raimonds Tomsons
  • Lithuania – Martynas Pravilonis
  • Luxembourg – Niels Philip Toase
  • Malaysia – Livern Ho
  • Mauritius – Jeff Luciano Thomé
  • Mexico – Steve Ayon Espitia
  • Monaco – Bruno Scavo
  • Montenegro – Zeljko Hajdukovic
  • Morocco – Zakaria Wahby
  • Netherlands – Lendl Mijnhijmer
  • New Zealand – Andrea Martinisi
  • Norway – Simon Zimmermann
  • Paraguay – Roberto Araujo
  • Peru – Joseph Ruiz Acosta
  • Philippines – Eanglebert Guina
  • Poland – Piotr Pietras
  • Portugal – Ivo Peralta
  • Romania – Iulia Scavo
  • Russia – Aleksandr Rassadkin
  • Serbia – Vuk Vuletić
  • Singapore – Shu hui Chua
  • Slovakia – Rastislav Šuták
  • Slovenia – Martin Gruzovin
  • South Africa – Jo Wessels
  • South Korea – Jungmin AN
  • Spain – Roberto Duran
  • Sweden – Fredrik Lindfors
  • Switzerland – Fabio Masi
  • Taiwan – Chang-Hsun Yeh
  • Thailand – Pakpoom Towatcharakun
  • Turkey – Alp Acik
  • Ukraine – Anna Pototska
  • United Kingdom – Eric Zwiebel
  • United States – Dustin Chabert
  • Uruguay – Federico de Moura
  • Venezuela – Oscar Orta

 

 

 

 

 

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