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谷 宣英 東京地区委員「卓越した技能者(現代の名工)」を受章

2016年11月21日(月)、厚生労働省による、卓越した技能者(現代の名工)の表彰式が、東京都港区の明治記念館で行われました。

一般社団法人日本ソムリエ協会の谷 宣英 関東支部東京地区委員が、飲食物調理及び接客サービスの職業部門の「卓越した技能者(現代の名工)」として厚生労働省より表彰されました。

おめでとうございます!

谷 宣英関東支部東京地区委員 2016年 卓越した技能者
表彰会場にて 谷 宣英関東支部東京地区委員と晶子夫人

技能功績の概要(被表彰者名簿より抜粋)

ソムリエの専門知識・技能全般に秀でており、特に正確な唎酒及びデキャンタージュ技術に秀で、全国大会優勝、アジア・オセアニア大会準優勝などの実績を有している。特に、澱のあるような年代物のワインのデキャンタージュではボトルを蝋燭で照らしながら上澄みのみを移す、熟達した技能を有している。また、全国大会出場者への指導や社内セミナーでの若手指導など、後進の指導・育成においても尽力している。

卓越した技能者(現代の名工)とは

工業技術や伝統工芸、食品製造など、様々な分野で卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するものです。技能者の地位と技能水準の向上を図るため、また次の世代へ優れた人材の育成を導く者として精進することを目的としています。1967年に創設された制度で、今年で50回目を迎えます。技能者表彰審査委員による選考にて全国から160名が選出、表彰されました。

「卓越した技能者」表彰式

表彰式では、受賞者一人一人の名前が読み上げられ、塩崎 恭久厚生労働大臣の代理として堀内詔子厚生労働大臣政務官が代表者に表彰状を手渡しました。

堀内詔子厚生労働大臣政務官 堀内詔子厚生労働大臣政務官は「今年で50回目を迎える記念すべき年。経済のグローバル化による国際競争の激化。ビッグデーター、人工知能などの技術革新。モノづくり分野をはじめとする技能、技術をとりまく環境は大きな変化に直面しています。こうした中、将来をになう優勝な技能者の確保、育成をすすめ、これまで培われた優れた技能を、次の世代に承継し、我が国産業の競争力向上、ひいては地域社会や経済の発展に役立てていくことが重要です。現代の名工の皆さまの今後の活躍が、将来をになう若者のモノづくりや技能の道への第一歩を踏み出させ、若年技能者の向上に取り組む契機となります。技能者の模範として後進の育成にあたっていただくことを期待します」と挨拶しました。

谷 東京地区委員は、「諸先輩の方々、そしてソムリエ協会の皆さまに感謝をしております。卓越した技能者として表彰をいただき、身に余る光栄です。今後もソムリエの職を通じ、業界の発展と後進の育成に努めます」と笑顔で感想を述べられました。

    谷 宣英 (たに のぶひで)
    (株)ニュー・オータニ エグゼクティブ シェフソムリエ。
    1972年生まれ。
    2000年ポメリースカラシップ優勝。
    2010年第6回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝。
    2010年第13回世界最優秀ソムリエコンクール日本代表。
    一般社団法人日本ソムリエ協会関東支部東京地区委員。
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